「すぐに500万程度の融資が出来るところを探してもらえないか」
時折このような相談事例がきます。しかし、短時間で資金調達を行うことはきわめて困難です。
仮に資金調達が間に合わなければ取引先に支払いを待っていただく等、営業どころではない騒ぎになってしまいます。なぜこのような事態になるのか? それは前回の記事にも掲載したとおり、資金繰り予定表を作らず、行き当たりばったりの経営を行ってしまうからです。
企業が資金調達のタイミングを誤らないためにもすべきことは自社の資金繰りを「最低1年分程度まで」予想することが大切です。資金繰り予定表を作成して将来の資金繰りが見えるようになったら、今までの資金繰りで回り続けるのか確認できます。そうすることでいつ資金不足になるか認識でき、そのために今のうちから融資を受け預金を保有する戦略がとれます。(当然良い状況の時のほうが金融機関も話を聞いてくれます)結果的に安定経営の実現に近づきます。
この先不安なので相談に来ました、という方も多く見えます。よろしければ一度無料相談をご利用下さい。